2011年5月11日(水)第113回 朝活@富山 を開催しました!
<今回のテーマ>
「 TVでは伝わらない被災地のこと 」 です。
「TVでは伝わらない被災地のこと」
東北大震災の被災地で
ボランティア活動をされてきた上野 起与人さんをお迎えし、
TVでは伝わらない、現地に行かないと感じられなかったこと、
4月中旬に行った炊き出し、
下旬に行った「泥出し」ボランティアで感じたことを
参加した仲間の声も含めて、
朝活富山の方々にお伝えします。
進行役は、
め組JAPAN 富山 上野 起与人さんです。
上野さんは、
4月10日に
NGOアジア子供の夢で
物資支援と炊き出しに参加され、
4月29・30日には、め組JAPAN富山で泥出し作業に行って来られました。
この泥出しには、朝活メンバー5名も参加されています。
上野さんから、現地で撮った写真を紹介してもらうとともに
参加した朝活メンバー5名の感想も伺いました。
【4月10日の写真】
現地の写真
地上に乗り上げている船はざらで、多く見たそうです。
2階部分をご注目し、下↓の写真を見てください。
2階窓の赤矢印部分まで、浸水したことがわかります。
支援物資センターです。
炊き出しの写真です。
500人分の焼きそばや支援物資があっという間になくなったそうです。
これは、自衛隊による支援物資です。
【4月29・30日、泥出しの写真】
一輪車とスコップ、土嚢袋を携え、
5名1チームで、ボランティア要請があったお宅へ泥出し作業に向かいます。
ボランティア先のお宅です。
洗面所もこの様子・・・
ですが、掃除完了後はこの姿!! 光り輝いています☆
トイレも・・・
こんな感じ!!!
ここのお宅は、水道から水は出ていたそうです。
(2,3軒隣の家では、水は出ていなかった。)
この家のおばあちゃんは、避難所の共同トイレまで歩いて行っていたそうですが
この日からは、自宅でできるようになったそうです。
被災者さんの喜ぶ顔が目に浮かびます(^^)
上野さんは、ボランティアに参加して、以下のようなことを思われたそうです。
・忘れない
・毎日思い続ける
・行政だけにしない
・市民で出来ること、富山でも出来る事を考える
・ボランティアに参加
・現地にお金が落ちるような消費
・楽しいイベントを企画
・ボランティアの支援
・ボランティアのボランティア
・海外製品より国内産のものを購入
参加者の感想で、
「毎日テレビで被災地の映像を見ていると
慣れてきてしまって、感じづらくなってきていた。
こうして、知っている人が目にした光景や、感想を聞くと
目の当たりに感じ、自分も何かしたいと思った。」
など、あげられました。
自分では何かできなくても、
こうして活動されている上野さんの支援をすることも
「できること」の一つになると思います。
上野さん、ありがとうございました!