第114回 自分で考えやる気を引き出すコーチング入門 ひびのあゆみさん

2011年5月18日(水)第114回 朝活@富山 を開催しました!
<今回のテーマ>
「 自分で考えやる気を引き出すコーチング入門 」 です。
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「自分で考えやる気を引き出すコーチング入門」

コーチングとは対話を通して、
自分で考え、やる気を引き出し、
自発的な行動を促すコミュニケーションツールです。
部下を持つ方はもちろん、
子育て中の方など全ての方におすすめです。
承認、傾聴、質問などのスキルの他、
もっとも重要なマインドを学ぶことにより、
自分自身も成長します。


今回の朝活では、6月1日からとやまインターネット市民塾
「自分で考えやる気を引き出すコーチング入門」を開講される
門村貴子さんにお越しいただき、
講座内容のご紹介もかねて、お話して頂きました。
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銀座コーチングスクール認定講師 門村貴子さん
コーチングには、5つのスキルがあります。

【コーチングのスキル】
1. 承認
2. 聴く
3. 質問する
4. フィードバックする
5. リクエストする


1. 承認
その人の存在を認めること。
2. 聴く
「聞く」ではなく、「聴く」。
心で聴くこと。
コーチングの土台であり、すべてでもあります。
3. 質問する
コーチングで一番注目されるスキルです。
それは、質問によって、相手の考える方向が変わるからです。
さて、質問です!
「あなたの昨日の夕食は何でしたか?」
  ・
  ・
  ・
答えなくてよいですよ(笑)
多分、このホームページを見ていたあなたは、
質問を受けて一瞬にして、思考が変わりませんでしたか?
質問によって、原因を探し、
相手の良い状態に方向づける役割もあります。
4. フィードバックする
感じたことを伝えます。
アドバイスはしません。
5つの中で一番難しいスキルです。
フィードバックしたことに対し、相手が何か気付きを得るかもしれません。
5. リクエストする
行動を促し、相手に宣言をしてもらいます。
「わたしは、〇〇します。」
行動したら、コーチングは成功です。
【コーチングピラミッド】
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上記のスキルは、コーチングピラミッドでは
一番上位になります。
二層目の「ラポール」とは、信頼関係のこと。
コーチングする相手と信頼関係が築いていなければ意味がありません。
ラポールができていないと、スキルは生かされません。
「コーチングマインド」とは、コーチとしての心構えです。
「相手を信じる」などです。
コーチングマインドができていないと、ラポールは築けません。
「自己基盤」は、説明が難しいところです。
「自分のことを知る」「自分を認める」などがあります。
身体のコンディションや経済面など、生活環境も関わってきます。
自己基盤がないと、コーチングマインドは生かされません。
ご覧の通り、下位層が確立されていないと、
上位がうまく作用されません。
門村さんから以上のような、コーチングの入門編を教えていただきました。
門村さんは、
「世の中の人がみんな、コーチングできるようになればいいな。」
とおっしゃってました。
挨拶も立派なコーチングだそうですよ。
「挨拶する」ということは、相手を認めている、承認している、
ということになります。
まずは会う人すべてに、目を合わせて、
元気に挨拶することから初めてみましょうか♪
門村さん、ありがとうございました!

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