第319回 感動する日本史〜日本人は逆境をどう生きたか〜 白駒妃登美さん

2013年11月17日(日)第319回 朝活@富山 を開催しました!
<今回のテーマ>
「感動する日本史〜日本人は逆境をどう生きたか〜」です。
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今回の朝活は、博多から白駒妃登美さんをお迎えし、
国指定重要文化財浮田家にて講演会を開催しました。
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参加者の亀井哲也さんがご自身のブログに
感想を書いて下さったのでご紹介させて頂きます。
http://ameblo.jp/pianoforte007/entry-11699452740.html
「夢って諦めなければ叶うって言いますよね。でも夢って諦めても叶うんです!」
(朝活での白駒さんのお話で私の一番心に響いた言葉)
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今朝は国指定重要文化財の浮田家で開かれた
第319回朝活@富山に行ってきました。
テーマは「感動する!日本史~日本人は逆境をどう生きたか~」
講師は博多の歴女、白駒妃登美さん。
場所は富山市 国指定重要文化財 浮田家。
自己紹介のあと、サッカー選手カズの話、正岡子規、吉田松陰、
高杉晋作のお話のあと、日本人が好きな人が多いインドネシア、
トルコ、ウズヴェキスタンについて触れられました。
最後は浮田家と宇喜多秀家、豪姫との関わりについてのお話でした。
自己紹介後に最初に言われた言葉が冒頭の言葉。
カズはサッカーではワールドカップには行けなかったけれど
努力を続けてフットサルでbest 16になったことを例にあげて、
逆境を腐らずに、続けていたら天が夢を叶えてくれるというお話でした。
本当の夢は実現できなくても、コツコツと続けていれば
それに近いことあるいは別な素敵なことが叶うということでしょうか。
諦めて投げやりになり、酒でうさを晴らす毎日というのではダメでしょうね。
カズさんを見習いたいと思いました。
正岡子規のお話では「正岡子規は松山藩士の子。
【武士道における覚悟とはいついかなる時も今という一瞬、一瞬を生きること】と、
カリエスで痛くて痛くていっそ死にたくなるのだけれど、
生きて死ぬ最後まで輝いていたい」という子規の言葉が素晴らしいと思いました。
彼は『病牀六尺』を書いたが、これは少しの感傷も暗い影もなく、
死に臨んだ自身の肉体と精神を客観視し写生した優れた人生記録という。
私は俳句に興味があるので、いつか『病牀六尺』を読んでみたいと思っています。
高杉晋作が吉田松陰に「男子の死に場所は?いつでしょうか?」と訪ねた。
それに対して松陰は「今生きていても魂が死んだ人もいれば、
死んだのに魂が生き続けている人もいる。死はあまり恐れる必要はない。
死が問題なのではなく、生死を超えることが重要。」と答えたという。
白駒さんは「日本人は八百万の神を大切にしてきた民族、日の本の国と言われ、
太陽を命の源として生きている。二元論は一神教特有の世界。
日本人は(自分以外の人のための)志を大切にしてきた。
欧米人は(自分の)夢を大切にしてきた。
日本の歴史とは志のリレー、感謝と報恩の歴史なんです。」と言われ、
なるほどと思った。
インドネシアの大学教授から
「インドネシア人は日本のことが大好きで、尊敬し、感謝している」と
言われた体験を話され、過去の戦争中に柳川宗茂という陸軍大尉が
現地人に独立することの重要性を教え、現地人の軍隊を創設したり、
学校建設、インフラの改善に協力した。後に敗戦後独立運動が成功する元となった。
終戦後も2000人もの日本人が現地に残ってオランダからの独立戦争に協力して
600人もそれで亡くなり、柳川さんもS39年にインドネシアに移住して
そこで亡くなった。
インドネシアに残った人も去った人もどちらも粋で素敵」というお話。
陸軍大尉でインドネシアの青年に軍事教育を施し、
後のインドネシア独立戦争の中核要員を育てた柳川宗茂のことは
全く知りませんでした。
帰ってからWikipediaで検索して調べてみました。
軍人にも立派な人がおられたのですね。
トルコのお話。120年前のエルツール号の水難事件で
地元民がトルコ人の乗組員を救助した話と
今度は逆に1985年のイラン・イラク戦争での邦人救出に
トルコ航空機が救援機をイランに派遣して
在留邦人全員を救出した話は以前、お聞きし、著書も読んで知っていましたが、
今日またお話を聞き、改めてトルコへ行ってみたいと思いました。
在ウズベキスタン特命全権大使の中山恭子さん
(北朝鮮拉致被害者のために頑張っていた記憶がありますね)のお話は
シベリア抑留関連のもの。ウズヴェキスタン勤務になって、
ウズヴェキスタンの抑留者のお墓を整備して190本の桜を植えたとのこと。
ソ連時代、墓を更地にする話が出たが現地の人たちは墓を守るため断ったと。
その話に費用を出して墓の整備を中山さんが申し出たのだが、
費用は現地の役所が出すことに。
そのため桜の花を植えて亡くなった人の霊を慰めることにしたという話。
その地は現在、公園になっているようです。
私の父がシベリアに抑留されていたのでこのお話は私の興味を引きました。
父がシベリアのどこに抑留されていたのか父から聞いたことがなかったのですが、
ウズヴェキスタンのその公園を一度、訪れてみたいと思いました。
最後に浮田家にまつわるお話(伊吹山での宇喜多秀家と矢野五郎右衛門との
出会いから八丈島配流までのいきさつや、豪姫の菩提寺大蓮寺の豪姫の絵図、
関ヶ原敗戦で落ちのびるつかの間の逢瀬に宇喜多秀家と豪姫との間にできた子が
豪農に預けられたのではないかと白駒さんは推測。
のち浮田家が3000石まで加増されたことからもありえる話と思いました。
過去の2回の講演同様に何度も涙が流れました。
白駒妃登美さんの著書もありますのでご興味のある方はご購入下さい。
1.「人生に悩んだら「日本史」に聞こう」(ひすいこたろう氏との共著)
2.「感動する日本史~日本人は逆境をどう生きたか~」
今回の朝活には初参加22名を含む77名の方が参加して下さいました。
白駒妃登美さん、今回も感動的なお話をありがとうございました!!
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第319回 感動する日本史〜日本人は逆境をどう生きたか〜 白駒妃登美さん” に対して 2 件のコメントがあります

  1. 亀井 哲也 より:

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    永吉さん、私の拙い講演記録を引用いただき、ありがとうございます。
    白駒妃登美さんの講演は3回目でしたが、何度聞いても感動して涙が出ます。彼女の講演を聞くと、こんな立派な日本人が過去にいたのだと本当に日本人であることに誇りが持てますね。再来年2月に済生会学会が福岡であり、20年勤続表彰を受けます。その時、福岡で他のFB友達と一緒にまた白駒さんにお会いできればと思っています。

  2. 永吉隼人 より:

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    亀井さん、文章を引用させて頂き、ありがとうございました。
    白駒さんの講演は何度聞いても感動しますね。
    福岡でも白駒さんの講演が聞けると良いですね!

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