第443回 音楽療法の誘い 〜あの日、あの時の音楽〜 久次弘泰さん

2015年5月27日(水)
第443回 朝活@富山 を開催しました!
<今回のテーマ>
「音楽療法の誘い 
 〜あの日、あの時の音楽〜」
 です。


<告知文より>
日本音楽療法学会認定音楽療法士の
久次弘泰です。初めての水曜朝活
講師をさせていただきます。
みなさんは「音楽療法」という言葉を
耳にしたことはありますか?
認知症の高齢者の方が懐かしい歌を歌うと
笑顔が見られたりすることがあります。
どうして、このようなことが起こるのか、
疑問を持たれる方もいると思います。
しかし、音楽療法は、それだけではなく、
多岐にわたって奥深いものです。
今回は、音楽療法のことを少しでも
知っていただければ幸いです。
朝活の中では、実際に、
音楽を使う場面もありますよ。
みなさんのご参加お待ちしています!
<朝活の様子>
今回の朝活は、久次弘泰さんが
進行役を担当してくださいました。
2015-05-27_03.jpg
以下、参加者の飯樋拓也さんが感想を
ご自身のブログに書いて下さったので、
引用させて頂きます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
進行は、久次弘泰さんという方で、
“音楽療法学会認定音楽療法士”、
という資格をお持ちです。
普段音楽をこよなく愛す
私なので、興味があり
お話しを聞いてきました。
その久次さんのレジュメを
引用させて頂くと、
音楽療法の定義は、
「音楽の持つ生理的・心理的・社会的働きを
用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、
生活の質の向上、行動の変容などに向けて、
音楽を意図的・計画的に使用すること」
とあります。
その効果は、
生理的には呼吸・血圧・心拍など、
心理的には感情の浄化(カタルシス)、
心の緊張を高める、または安定、発散、
社会的には自己表現・交流・協調・日常生活に
リズムを与える、などです。
実際、久次さんは
介護施設で働きながら
様々な活動もされています。
この音楽療法は、なんと
出生前から終末期を含めた
人生全ての段階に役立つという事です。
音楽の力はすごいですね!
実際私も体験してますし、
あなたもそういう時が
あったと思います。
嫌なことがあっても、
好きな音楽を聴いたら
それを忘れることが出来たり、
気分を高めたいときに
音楽を聴いて気持ちを
盛り上げたり。
しかしこの音楽で
人を扇動することも
出来ると話されていました。
第二次大戦の
ドイツの○○○ーですね。
その時よく使っていた音楽は、
一部の人達にとっては
とてつもなく不快なものになってしまう…
そういう影響も
与えてしまうんですね。
そして全てが
音楽で癒され、元気になるかと言えば
そうではない、ということもあるそうです。
日本は大きな自然災害が
起こりました。震災です。
そこでは様々な人が復興のために
訪れ、音楽の力で何とかしたいと
活動しました。
その時は盛り上がり、
元気になるんですが、
そのあともそこにとどまり
続けることは出来ない…
そこで気持ちのふり幅が
大きくなってしまうという事です。
全ての人が同じ音楽に
癒されることはなく、
人それぞれ。
ある人はポップスであり、
ある人は演歌であり、
クラシック、ロック、または
童謡かもしれません。
でも、音楽がないよりは
あったほうがいい、
というものもあります。
ラジオ体操に音楽が
なかったらどうですか?
なんだか変じゃないですか?
リズムが付くことで人は
行動しやすくなるようです。
これも人それぞれでしょうけどね。
私は毎日音楽に癒されてます。
大好きなへヴィメタをはじめ
様々な音楽に♪
朝活の最後に、みんなで
「故郷 (ふるさと)」を歌いました。
小学生に戻った気分でした。
まさにあの日、あの時の音楽でした!
ちょっと懐かしくてジーンと
来たのは私だけでしょうか。
あの頃は純粋だったな~(≧◇≦)
久次さんは声楽家でもあるので
素晴らしい歌声でした。
伴奏もされて才能あふれる方でした!
音楽の力を
改めて思い知った
今日の朝活でした。
ありがとうござました!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
飯樋拓也さんは朝活に参加された事を
定期的にブログに書いて下さるので、
とてもありがたいです。
http://ameblo.jp/takuseino1/entry-12031741705.html
進行役の久次さん、参加者のみなさん、
ありがとうございました!

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