2012年4月4日(水)第188回 朝活@富山 を開催しました!
<今回のテーマ>
「 ドラえもんの『育て力』
~人生に必要なことは、
すべて「ドラえもん」が教えてくれた!~ 」 です。
今回の朝活は、高瀬直樹さんが最近読まれた本
「ドラえもんの『育て力』」
(著者 横山泰行:富山大学教育学部教授)
の中からその内容を紹介してくださいました。
高瀬さんは、
毎年映画「ドラえもん」をお子さんと見に行って
感動して涙を流しているそうです。
また、「ドラえもん」の話の中には、
私達に伝えるメッセージがあることに気付いて
この本を読んだとのことです。
今回、高瀬さんが持参して下さった資料はコチラ。
第4章 ドラえもんの「行動させる力」
―何ごとも、自ら行動しなければ身につかない より
③時にはヘコませる
<あらすじ>
のび太は、パパとママ、さらに、ドラえもんからも叱られて
無人島へ家出。最初は「これで自由になれた」と喜んでいたが、
水も食糧もない。「きっとドラえもんが迎えに来てくれる」と
待ち続けたが迎えに来ない。そして10年がたってしまった。
その時、以前、役に立たないと思って捨てていた道具の
スイッチを押したら、ドラえもんが助けに来てくれた。
その道具は「SOSマシーン」だった。
<この話から何を学ぶか>
のび太は、家出してもしても、いつものようにドラえもんが
助けに来てくれるとタカをくくっていた。
のび太は10年もの間、無人島にいたことで、
自分の行動を反省し、この失敗から多くの事を学んだはず。
人は、つい、失敗から目を背けたり、
「それは自分のせいではない」と人のせいにしたりしてしまう。
もし、いつものように、ドラえもんがすぐにのび太を助けて
しまったら、のび太は、自分の失敗を反省することはないし、
失敗の経験から学び成長することもなかっただろう。
私たちの日常生活や仕事の中でも、同じような出来事が
きっとあるはず。
参加者の方には、最初に1人づつ配布資料を読んでもらい、
次に、2つのグループに分かれて、配布資料を読んでの
「気づき」を発表。
自分の仕事の事に置き換えての感想、
自分の子育てに置き換えての感想、
など、参加者1人1人が自分の気づきを発表しました。
最後に高瀬さんより一言。
この本を自分1人で読んだ時には気がつかなった事を
参加者の方から気付かせてもらえて、とても勉強になった。
朝活でテーマを提供するのは、初めてだったが、
また挑戦してみたい。
高瀬さんにとっても、参加者のみなさんにとっても、
有意義な朝活となりました。
ドラえもんの「育て力」 |