第189回 男女の特性 まるわかり 萩原扶未子さん

2012年4月8日(日)第189回 朝活@富山 を開催しました!
<今回のテーマ>
「 男女の特性 まるわかり 」 です。


<告知文より>
 今回の朝活には、金沢からスペシャル講師がいらっしゃいます!
 株式会社ジーアンドエス 社長
 女性起業家交流会 in HOKURIKU(JKK) 代表
 の萩原扶未子さんです。
 萩原さんは、私が2009年に参加した「創業塾」の講師で、
 大変お世話になった方で、今でも仲良くさせて頂いてます。
 萩原さんは、金沢を拠点に、全国で講演会や研修をされています。
 
 テーマとしては、
 ①男女の特性を経営や組織に活かす手法
 ②女性ならではのプチ起業の仕方
 ③再就職や新卒向けの心得講座
 ④論理的思考を使った目標達成の仕方
 etc
 どれも、ベースにはジェンダー(男女の特性)がかかわっていて
 萩原さんの講義の大きな特徴になっています。
 参加した方からは、
 「目からうろこが落ちた」
 「知っているか知らないかですごい違い」という言葉が聞かれ、
 「男女の特性を経営や組織に活かす手法」
 の依頼が急増しているそうです。
 
 今回の朝活では、ジェンダー(男女の特性)について、
 楽しく学んでいきたいと思います。
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(講師の萩原扶未子さん)
<朝活の様子>
 今回の講師、萩原さんは25歳の時に独立されました。
 当時(今から20数年前)、女性の社長は少なく、
 とても苦労されたそうです。
 「女性の名刺をもらうと、妻にスナックに行ったのかと
  勘違いされる」と言って、名刺を受取ってもらえなかったり。
 「女性と打ち合わせしていると、あやしまれる」と言って
  話すら聞いてもらえなかったり。
 そんな状況の中、東京で開催される様々な研修会やセミナーに参加し、
 男性社会で仕事をしていくスキルを身につけていきました。
 仕事中、こんな事がありました。
 それは誰かにコピーを依頼するとき。
 「これ、コピーとっておいて!」
 この言葉、男性上司が男性部下に言った言葉なら問題に
 ならないかもしれません。
 
 ところが、萩原さんがこの言葉を発すると、
 男性からは「生意気な!」、女性からは「同姓なのに・・」
 といった反応が返ってきたそうです。
 
 そんな体験を繰り返していく中で、
 男女の特性について興味を持ち、勉強していくようになりました。
 男女の特性がわかってくると、人間関係がスムーズになってきました。
 女性経営者の中には、萩原さんと同じように、
 「頑張っているのに、コミュニケーションがうまく出来ない」と
 悩んでいる方が結構多く、萩原さんがご自身の体験談をまじえた
 解決法の話をすると、みなさんとても興味を持たれました。
 今では「男女の特性」について、講演を依頼されることも
 かなりあるそうです。
 さて、ここで注意して欲しいことがあります。
 それは、「男女の特性」とは、男女差別ではないのです。
 いかに違いを知るか。ということです。
 さらに、これからお話することは、
 戸籍上の「男女」ではなく、特性上の「男女」です。
 いよいよ、本題。
 
 様々なシチュエーションで起こりえる、
 男女の違いについて、具体的な場面を想定して、
 お話してくださいました。
 参加者の、T.Mさんが、ご自身の感想として、
 facebook上にとても上手にまとめて下さったので、
 引用させて頂きます。
 (T.Mさん、ご協力ありがとうございます)
 **** ここから ****
 ・ビジネスにおいて、男または女はこうである! 
  と決めつけて商品が提供されている。
  (パッケージデザインや味など)
 ・男性脳は、質問に対して解決しようとする
  女性脳は、「そうですね~」など受容(共有)してほしい
  (オウム返しの理論)
<無地のタオルを販売する場合>
 ・男性脳・・・素材や値段で売ろうとする
 ・女性脳・・・タオルをぬいぐるみのようにパッケージして
        販売しようとする
 ・女性は関連する全てのことが知りたいものである
  女性の話はあちこと飛ぶが、内容の全てが女性にとって
  必要なことでありムダなことは無いのである 
 ・男性は、必要なことのみ言葉にする
 ・女性は右脳と左脳を同時に動かすことができるため、
  マルチタスク。
  考えながら話すため、過去・未来・現在のすべてが会話に
  出てくるので話があちこちに飛ぶ
 ・男性は、シングルタスクのため頭で考えて答えを出してから
  結論を話すので沈黙がある
 ・女性は、男性の沈黙を待ってあげると良い。
  沈黙の間に男性は考えている。
<依頼の仕方>
・女性は男性に依頼する場合は、用件の前後の言葉を省き用件のみを伝える
 例「この書類を15時までに30部コピーしておいてほしい」
・男性は女性に依頼する場合は、用件の前後にねぎらいや
 人格をほめる言葉を付け加えると良い
 例「忙しいところ申し訳ないね、この書類を15時までに30部コピーして
 おいてほしい。君のおかげでいつも助かっているよ、ありがとう」
・女性同士では、命令言葉はダメ
 ×「○○して下さい」
 ○「○○していただけますか?」
・男性に対しては序列をはっきりさせる。
<男女の会話(飲みに行く編)>
・女性は「いつ?」「誰と?」「どこで?」などと細かく質問する
 女性は、ただ相手の全体を知りたいだけであって相手を疑っているわけではない。
・男性は、女性の質問に疑われていると感じる。
 男性は、女性の質問に対して解決しようとしない方がよい。←ケンカになる。
 受容してオウム返しをすると良い。
<親しくなるには?>
・男性と親しくする場合は、同じことを一緒にすると良い
 (スポーツ、ギャンブル、宴席等)
・女性と親しくする場合は、一緒に話す(話し相手になる)、
 一緒に時間を過ごす(ランチ、お茶、買い物)
 注意:男性は女性の質問に答ええてはいけない。
    必要なのは答えではなく共感すること。
・女性は、話すことが必要。 話すことで一日を整理している
・男性は、沈黙が必要(一人になる時間等)
・男性に作業を進めてもらいたい時は話しかけてはいけない
・女性に仕事をさせる時は、いかにしゃべりやすい環境を作るかが重要
<条件反射>
・男性は、ネオンなど光っている物が動く所へ条件反射で行く
 (狩りのDNAが反応するため)
・女性は、黒板に白いチョークで手書きされたもののところへ行く
<ビジネス手法>
・男性に来てほしいのか、女性に来てほしいのかで看板も変えることが必要
・今までのビジネスは男性社会の目線だったが、これからはだれが決定権を
 持っているかを考えて変えていくことが必要
・男性は、序列を重視するため序列に応じた行動をする
・女性は、おきて破りをするためトップ営業などもしてくる
・現在は、女性をうまく活用する会社は業績が伸びている
・男性には、数字的な効果(結果)を提示するとよい
・女性には、手書きイラストを使い、キャッチフレーズは
 「みなさんで○○しましょう」を使うとよい
<ルールを守る男、その場に応じて変える女>
・女性は人からどう見られていることが重要なため、その場に応じて考えを変える
・男性は、ルールや数的根拠が必要「あなただから」などという言葉も必要
<男性が認める女性とは>
・男性脳
・群れず、起承転結で話ができ、数字・データ・機能を重視する
・男性脳の女性は、男性が多い社会にいくと良い
 女性脳では、ビジネスでは認められにくい
最近は、女性だけど男性脳の割合が多く、男性だけど女性脳の割合が多い
というような男女混在型の人が増えているそうですよ。
 **** ここまで ****
萩原さんのお話は、とてもわかりやすく、参加者のみなさんは、
終始うなづいてました。
最後に萩原さんを囲んで記念写真。
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参加者は、シルバージョー朝活最多の43名。
今回は申し込みがとても多く、会場の関係で早い段階で「満員御礼」と
なってしまいました。
朝活終了後は、併設のカフェにて、朝食会。
こちらも終始笑顔で大変盛り上がりました。
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萩原さん、参加者のみなさん、どうもありがとうございました。
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以下は、萩原さんのおすすめ本の紹介です。

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