2022年5月14日(土）
第1715回　朝活＠富山　開催しました！

今回のテーマは、
城端・氷見線のLRT化を通じて、
ウェルビーイングなまちづくりを考えてみよう

講師は、
路面電車と都市の未来を考える会（RACDA高岡）の
清都勢憲さんです。

（以下、参加者さんの感想を元に記載しています）

清都さんは、高岡市戸出町在住。
「戸出を元気にしたい！駅前を楽しい街並みにしたい！」
そんな熱い想いから2012年に「戸出ジェラート」を開店したところ、
SNSなどで口コミが広がり、今や若い女性を中心に
大人気のご当地スイーツ店です。
2020年には不動産仲介業の「北陸くらす株式会社」も設立し、
空き家問題をはじめとする地域課題解決に、
意欲的な取り組みをしていらっしゃいます。

今富山県で賛否両論の城端線・氷見線LRT化について、
「LRTについて何も知らない」という方でも
ひととおりの全体像が掴めるような、
大変分かりやすいお話でした。

そもそもLRTって何？
どのような地域に相応しいのか？
という一般論に始まり、
導入することにより得られるメリットは？
もしこのままLRT化しなかったらどうなるのか？
城端線・氷見線沿線地域の現状に則した詳しい議論に及びました。

しかもこれは実は単なる鉄道の話ではありません。
その先に見えてくるのは、
より住み良い、そしてより多くの関係人口を生み出せる、
未来の「ウェルビーイングな街」なのだなぁと感じます。

そもそもLRT化を推進する沿線地域の皆さんが、
本当に熱い地元愛に溢れていて、
自分ゴトとしての「ふるさとを何とかしたい」想いひとつで、
行政と掛け合いながら緻密な議論を
積み重ねて来ていらっしゃることを感じました。

世界各国でLRT化の進んだ街はたくさんありますが、
違う形態の方が相応しい街もあります。
富山市で成功したからといって、
同じように成功するという保証はありません。

だからこそ、漠然とした観念論ではない、
具体的に越えるべきハードルを
ひとつひとつ明確に詰めていくことが不可避ですが、
それは沿線地域の熱量なくしては絶対に無理だと思います。

清都さんを見ながら思わず頷きました。
心は熱く、果敢な行動力を持つ一方で、
頭はクールに、冷静で客観的な分析に基づいて議論すること。
これってホント大事だなぁと。

今、決断をするために残された猶予期間は長くない、
と語られる清都さん。

未来の街が明るく人々の笑顔いっぱいになるのか、
チャンスを逃して人口流出を加速するのか、
明暗を決するかもしれないと思うと、
おのずと真剣に考えざるを得ない問題です。

終了後の質疑応答では
非常に多くの質問が次々と寄せられ、関心の高さが伺えました。
是非続編として、進捗も含めたお話をお聞きしたいと思いました。

（感想ここまで）

今回の朝活は、会場・オンライン・録画動画視聴で開催。
合計２９名が参加されました！

講師の清都勢憲さん、参加者のみなさん、
ありがとうございました！

朝活＠富山　今後の開催予定

会社員・ＯＬ・主婦・フリーランスなど
どなたでも気軽に参加できる
学びと交流の場です。

１．会場開催
２．オンライン（Zoom）開催
３．会場＆オンライン（Zoom）開催
の３パターンがあります。

詳細は各ページに掲載しています。
初参加の方も、お気軽にご参加ください！

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